2024.9.25
補聴器の購入前に「補聴器相談医」の資格を有する耳鼻科医への受診をお勧めします。(大体全耳鼻科医の半分)補聴器認定技能者という資格を持つ補聴器屋さんへの紹介する情報提供書のコピーと補聴器の領収書添付で、確定申告をすると、補聴器代金は全額医療費控除の対象となります。補聴器販売やレンタルには多くの社会的な問題があります。今日は両耳の補聴器に「3年間でトータル90万円のリース」をあるチェーン眼鏡店で組んでしまっている方の相談を受けました。一般的に補聴器はこんなに高価なものではありません。耳鼻科医として十分な情報提供を皆様に出来ていないことを痛感しました。東京あたりでは補聴器購入費用の公的補助も始まっており、香川県でも費用を理由に聞こえをあきらめる人が少なくなることを願っています。